本格的に暴走モード始まる!日本海のっこみ真鯛の釣果報告になります。
今回の様子はYouTubeからでもブログと併せて紹介しています。
【かっちゃん本日釣り日和☀】で検索🔍
デメリットをチャンスに!
名立漁港は正直、のっこみ真鯛の始まる地【直江津沖】から離れておりでポイントまで30分以上かかる時間的なデメリットがある。しかしながら、そのデメリット最大限活かす方法もある。
直江津は全船休業⁉
今回の釣行だが、5月18日(水)になります。
実は直江津漁港の遊漁船は全船、水曜日がお休みなのだ。絶好のポイントがガラ空き状態なのだ。
潮の流れや自然の影響はあるものの、絶好のポイントに時間的なデメリットはあっても容易に入れる事は大きいチャンスだ!もちろん30年以上の漁師経験をもつ【安盛丸】はそれ以上の実績も兼ね備えている。
上越周辺の釣果は…
連日のように直江津周辺の遊漁船の【コマセ真鯛】は盛況なようだ。連日10枚以上を釣りあげる方々がいるようだ。直江津の遊漁船【第三いしなぎ】では船中300匹近い釣果も…



私も名人には負けられない!!
今回も普段からお世話になっている名立漁港【安盛丸】にて期待を胸に午後便に乗船した。
急いで準備をし30分前には集合場所へ。
※この時期は遊漁船同士のポイント選びで大きく釣果が変わる事がある。できるなら早めに全員が集合すればその分早く出航ができる。お客さんも闘志に満ちている。ほかの方々や船長に迷惑がかからないよう必ず集合時間は守るようにしましょう。
さあ!釣るぞ!!
午後便にてチャレンジ
釣り人には魅力的な季節だ!!たった1ヶ月しかない短い日本海のこの季節を全力で楽しもうと思う。
※今回は【のっこみ真鯛】のみ記事とし【泳がせヒラメ】はまた次回記述したいと思う。
コマセ真鯛の釣り方とは
のっこみ真鯛は産卵に向け、浅瀬で餌を追い食いする最も活性が高い時期の事を指す。
コマセを船長の指示棚にあわせ撒き誘い出し、長いハリスを用いて釣るのが一般的だ。
ハリスは12㍍を中心にオキアミの1本針で真鯛を狙う。仕掛けは釣り人によって様々であるが針のチモトにビーズを入れたり、ガン玉で重くしたり、紫外線で光る針を使うなど。一見地味に見える餌釣りだが釣人独自の考えが見え、また大きく釣果にも関わる奥深い釣りだ。
今回の使用タックル
ロッド:DAIWA RHEOMASTER S-300
ロッド:alpha tackle KAMIWAZA 271
リール:SHIMANO PLAYS3000
リール:SHIMANO ForceMaster1000

実際の釣果報告へ
時間的なデメリットはあるものの予想通り直江津沖で釣りを開始。周辺には遊漁船の姿は見えない。何故だろう。ここの海を貸し切りのような気分になるのは私だけだろうか。
余韻はせておき、仕掛けを投入していこう。基本的にはオキアミは2匹の抱き合わせで落とし込んでいく。棚は5㍍。仕掛けの方が長い不思議な感覚だ。まず10㍍前後までしっかり落とし込んでから仕掛けが馴染んだのを待ってゆっくり棚まで巻き上げていくと…。
ひと流し目から当たりが!!
2㌔後半の美しい真鯛が上がってきた。のっこみ真鯛らしからぬ姿にびっくりだ。
この時期の真鯛と言えば、日焼け型の黒ずんだ魚体が多いのが特徴だ。浅瀬で産卵を終えた魚体は全身の体力を振り絞るため黒ずんでいる。浅瀬にいるため文字通り日焼けしているとも言われる。
しかし、これから産卵を始める魚体は婚姻色がはっきりして何とも美しい。

当たりは止まる事なく続く!!
活性は高い!次々と真鯛の当たりが続く。2本のロッドに同時に当たることも。船上ではタモで掬う船長が忙しい。同船した方で船釣り始めて・コマセ真鯛初めて・のっこみ初めてとのビギナーの方にも3㌔以上の真鯛が釣れていた。


嬉しい瞬間だ!いい笑顔だ!
結果報告
今回は【コマセ真鯛】と【泳がせヒラメ】のリレー便であるため時間的な配分のなかで4時間弱という短時間ではあったが真鯛は12枚という満足な結果だった。

真鯛の誘い方
【のっこみ真鯛】の時期は大きな誘いは禁止とされている。活性は高くともビシの落とし過ぎや誘い過ぎで真鯛の群れを散らす可能性があるからだ。
そのため私が行うのはドラグを緩め、海の潮の上下に合わせて自然に落とし込んでいく方法が効果的だ。決して大きな誘いにならないが上下にオキアミが動く動作は真鯛にインパクトを与える。ドラグから自身で落とし込んでいく方法より違和感ある急激なアクションになる場合があるからだ。自然の揺れからの落とし込みのため自身ではアクションする事が出来ないからだ。
この方法は活性の低い時期や、冬場で底に張り付いた真鯛を誘いあげる際にも使える誘い方だ。
参考にしてもらえると嬉しく思う。
最後に
【のっこみ真鯛】は比較的ビギナーの方々にも真鯛が釣れる絶好の機会だ!是非ともチャレンジしていただきたい。ただし、釣れる時期だからこそ釣果は当たり前。大漁だからと言って過信しない事も大切だ。【のっこみ真鯛】以外の時期で釣果をあげる事こそ本当の真鯛師である。ぜひ、【コマセ真鯛】を通年を通じて楽しんでもらいたい。
筆者【かっちゃん】
北信越地方を中心に四季折々の魚種を狙います。動画投稿とあわせお楽しみください🙇
コメント