フライフィッシングのメソッドを学ぶ‼️
フライキャスティングの日本選手権で総合優勝も果たされた素晴らしい経験を持っています。まさにエキスパート【まさと】様から学んでいきたいと思う。
フライフィッシングのイメージは
フライフィッシングは「敷居が高い」ってイメージの方が多いように感じる。今回はそんなフライフィッシングを解説していきたいと思っている。
まず、専門用語が多すぎてタックル選びも何を揃えたらいいのか分からない。
キャストが難しい。
って声も多く聞かれる事が多い。
私の小学生の息子ですら1人前に楽しんでいるので、難しく考えずにエリアトラウトでのフライを始めてみてはいかがだろうか。
今回は実釣報告として【鹿島槍ガーデン】と併せてフライフィッシングの基本的なタックルシステム、基本的なキャストや使用フライパターンも紹介していきたいと思う。
基本タックルは
エリアトラウトで使用しているロッドは8ft~9ftの長さで番手は#5~#8くらいが良いと思う。そこそこパワーの有って1日振ってても疲れないロッドであればOK!
ロッドの番手は#の数字が大きくなるほど重くなりパワーがある。
#5よりも#8の方がパワーがあるため体力に自信のない子供、女性の方は8ft#5のロッドが良いだろう。ちなみに私は遠投にも有利な9ft#7を使用している。
様々なフライロッドとフライリール
今回、私が使用したフライロッド
カラフルな色をしたスパゲッティみたいなラインと私は例えている。
フライラインにはライン自体が浮くタイプから沈むタイプとなど多くの種類がある。
ラインのパッケージに表記がされているが、これがちょっとフライフィッシングを未経験の方には分かりにくいかと思う。
パッケージには【WF-8F】だったり【WF-5F】や【DT-6F】などと表記されている。※【WF】や【DT】はラインのテーパー形状を意味し、数字は#【番手】を意味し数字の後のアルファベットは浮くタイプなら【F】と表記されている。
私のラインは【WF-7F】を使用している。
※ウェイトフォワードの7番でフローティングの意味である。
息子は【WF-6F】使用している。ライン番手とロッド番手【#】の数字を合わせるが基本である。エリアトラウトで使用するラインは浮くタイプのフローティングがあれば十分だ。
単なるラインを収納するためだけのリールと考えてよい。
フライラインが多少の余裕をもって収納できバックラッシュしなければクリックドラグ式でもディスクドラグ式のどちらでも問題ない。
右がクリックドラグ式 左がディスク式
基本キャストの紹介
タックルが揃ったら釣りに行きたい気持ちはわかるが、まずは少しキャスト練習をしてから釣り場に行く事をおススメする。
なぜなら、キャスト練習もせずに不慣れな状態ではライントラブルなど原因となるからだ。
せっかく高いエリアトラウトの入場料払っているのにトラブルで1日が終わってしまうなんて勿体ない。
文字通り自分の頭上よりも高い位置でラインを通過させるキャストの事だ。
初心者でやりがちなのが、手首でロットを振ってしまう事です。ハッキリ言って飛ばない。
良いことはひとつもありませんので注意が必要だ。
※悪い例
ロッドを振る時は手首を使わず、自分の体より前方での肘の上下の動きを心掛けてください。肩が軸となる上下の動きになる。
※良い例
後方上空へラインを放り上げるイメージでキャストをする。フライフィッシングでは前に投げるためにはまず後ろに投げなければならないため基本的なキャストになる。フライラインが伸びきったら前に振り始める。これを繰り返し行いキャストを行う。
目の高さの釘を金づちで叩くイメージでロットを振ると良い。
オーバーヘッドキャストとは違いバックスペースが無くてもキャストが出来る。
風が強い状況下で安全にフライをキャスト出来ます。ラインにかかる水の抵抗を利用するキャストのため練習の際は池や流れの緩やかな河川で練習するのが良い。【芝生の上ではうまくできない】
①水面に伸ばしたラインをロッドを右に倒しながら自分の後方までラインを真っ直ぐに引いてくる。
②ロッドを自分の顔の横まで持ってくる【ロッドは立てる】
③オーバーヘッドキャスト・フォワードキャストと同じく目の高さの釘を金づちで叩くイメージで。
④①~③の動作を繰り返しラインを伸ばしていく。
※必須の条件として2つあると考えている。
フライラインの先端が水面2m~5m乗っかっていること。
フライラインが真っ直ぐに自分の体より後方に引っ張ってあること。
動画は株式会社ティコムから引用
実際にエリアで実釣りしてみよう
10mくらいキャストできるようになったらエリアに出かけてみよう。フライは市販品を購入で十分なのだが、私の場合はオリジナルのパターンやサイズで巻いている。
1,エリアトラウトでおススメのフライ
派手なライズをしている時にポッカリと浮かせて使用する。アクションは加えず放置がコツである。
地味なライズを繰り返している時に使用。キャストして水面下数㎝をちょこちょこ引っ張って使用する。ガツンといきなりヒットする。ただし合わせ切れに注意してもらい。
ライズが無い時や魚の活性が低い時に真っ先に使用する。キャスト後30㌢くらい沈めてスローで引っ張って使用する。
何をしても反応が鈍い時に使用する。キャスト後にスローで引っ張って数秒間フォーリングさせる。操作は少し難しいがコレでダメだった事はないくらいだ。
今回の実釣報告
今回は11月中旬の様子の鹿島槍ガーデンをまとめていきたいと思う。
朝は寒いため活性が低く反応はイマイチ感がありましたが、昼近くの気温上昇にともない活性が上がり立て続けにヒット。しかし午後も2時を過ぎると再びシビアな状況下に。
私の息子も手を変え、品を変えて55㌢のレインボートラウトを筆頭にロックトラウトなどブラウントラウトなど60匹以上の釣果となった。
鹿島槍ガーデンは上記の魚種を含め、イトウ、ドリバーデンなど夢のある魚種も放流されているため機会があればフライフィッシングでチャレンジしてみてはいかがだろうか。
結びに
フィッシングの概要とエリアトラウト【鹿島槍ガーデン】の実釣報告を交えて記述させていただいたが、正直な話であるが文字だけで皆様へお伝えするのは非常に難しいと感じた。今回の記述で非常に難しく理解できなかったかもしれない。この場にてお詫びしたいと思う。ただ少しでもフライフィッシングの人口増に繋がればと思い記述するにいたった。
フライフィッシングは4つの楽しみが存在する釣りと言われている。
以上がフライフィッシングを続ける醍醐味でもある。
釣りの分野は狙う魚種によって様々な釣り方が存在し、それぞれに必ずエキスパートがいる。
フライフィッシングをマスターするにあたりエキスパートに教えてもらう事が一番の近道である。私自身も【キャスティング】の魅力に取りつかれた一人である。
私事ではあるが、今後とも自身のInstagramを通じてフライフィッシングの魅力を発信していきたいと思っている。直接の質問も受け付けているため気軽にDMしていただきたい。簡単ではあるが結びの言葉として今回の記述を終えたいと思う。
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