今回の目的
私事ではありますが、4月に第二子【娘】が誕生しました。
娘の誕生を祝うためには欠かせない大切な魚がありますよね。
そう❗お祝いと言えば真鯛しかない。
今回は、新潟県で最盛期の【のっこみ真鯛】を狙って行きたいと思う。
お世話になる船は
いつも通り名立漁港の遊漁船【安盛丸】にてコマセ真鯛に挑戦していこうと思う。
こちらの遊漁船では最近、タイラバ・アジング・ティプランも開拓しており、幅広い層向け釣り人たちを楽しませている。私も今後挑戦していきたいと思う。
いざコマセ真鯛へ
実は筆者は、今年初めての釣行になる。冒頭にも記述したが、第２子の誕生もあったため妻のサポートもありなかなか海へ行くことが叶わなかった。
久しぶりの釣りと今回は娘の誕生を祝う真鯛が必須条として緊張感を感じる釣りである。釣らないと父親としての威厳が…。
釣らないと帰ってこれないだろう。
今回の釣果内容はこちらから
今回の仕掛けは
仕掛けは２段テーパー仕掛けである。春の【のっこみ真鯛】は浅瀬で３㌔を超える大鯛が釣れる可能性が高いので上ハリスは７号７㍍、下ハリスは５号５㍍で作成している。
今回の仕掛けの改良点を挙げておく。まず、ハリスはDUELの魚に見えないピンクフロロ・OWNERのダブルクレンを使用を使用している。その効果はいかに…。
使用する理由は
私の師匠からのおススメでもあるが、DUELは人に見やすく、魚には見えないとの謳い文句に以前から気にはなっていた事からだ。
OWNERのダブルクレンは通常ハリスのウェイトスイベルのつなぎ目に使用しているのだが、ウェイトスイベル同様の自重がありながら糸ふけ、絡み防止に繋がるためだ。のっこみ真鯛は棚が5㍍と浅いため投入時に仕掛けが絡みやすい場合がある。そういったトラブル解消にもなるのではないだろうか。
真鯛の登場
仕掛けを投入してから静かな時間帯が続く。
基本的に【のっこみ真鯛】は神経質と言われているが、やる気スイッチが入る迄は根気良く攻めて行くしかない。
置き竿が良い場合もあるが、潮が流れない時は真鯛にアプローチ出来ない事もある。そのため、最低限の棚で誘いは必要だと考えている。
1㍍の範囲で小さな誘いを続けると竿が強く海中に突き刺さった。
今年初めての真鯛とのやり取りに緊張が走る。
ゆっくりゆっくり手繰り寄せて行くと鮮やかな真鯛が顔を覗かせてくれた。
なんとか娘の誕生祝いを飾ることが出来たが…。
後が続かない
【のっこみ真鯛】は釣れるというが必ずと言う事はない。潮周りや座席によっては大きく影響するからだ。今回は右の胴元であった。潮が左舷から右舷に流れており、どうしても苦戦を強いられてしまった。
左舷は潮回りも良く終始好調だったようだ。
苦戦のなか対策は
通常コマセ真鯛の仕掛けは１０㍍～１２㍍を推奨している。特に【のっこみ真鯛】は食い気が高いた船の周辺をコマセ目掛けて向かってくる。そのため、手返しの早さ・棚の浅さを考えると仕掛けは短いにこしたことはない。
ただし今回は違った。左舷側から真鯛の群れが入ってくるためどうしても右舷からではハリスの長さでは左舷側には勝てない。そのため約１㍍ほどあえて仕掛けを流す事で右舷側に対抗した。また真鯛が比較的浮いていると想定してなるべく仕掛けは軽く流せるように改良した。
予想は的中⁉
仕掛けを改良する事で、再び強い当たりが来た。
不利な状況下であっても試行錯誤することで真鯛確保に繋がった。釣り人としては一番嬉しい瞬間ではないだろうか。
ここで再び念を押したい。
必ず【のっこみ真鯛】は釣れるとは限らないと冒頭に記述した通り強く強調したいと思う。海況の状況は実際に釣りをしてみなければ分からない。その状況は有利な場合もあれば、不利の場合もある。釣れなければどうやったら釣るかを常に考える必要がある。
釣れるから嬉しい事も含め、釣れない事の難しさも同じように愉しんで欲しいと筆者は今回釣果報告を通じて伝えていきたいと思う。
気になる釣果は
最終結果は真鯛が３枚であった。【のっこみ真鯛】としては物足りなさは感じているが、娘の誕生を祝うには十分過ぎる内容だ。また全てが鮮やかなメスの真鯛のみであった。何か真鯛たちも私たち家族にお祝いしてくれたのではと感じてしまった。
とは言え釣り人の欲は絶えない、再び【のっこみ真鯛】に挑戦したいと思う。
次回の挑戦の釣果報告も楽しみにしていただけたら幸いである。
最後に豪華な祝いとなった模様を
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