寒ブリとは
冬場に脂を蓄えたブリの事を呼びます。
日本海側では氷見の寒ブリが夕飯だがブリと呼べるサイズは8キロUPと基準があり、それ以下はワラサとされています。

地方にもよってはブリと呼ぶ事もあるが、8キロ以下は【カンド】などとも言い難しい魚でもあります。
以下、ぼうずこんにゃくの市場魚貝類から出典させていただきます。
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漢字 鰤 Standard Japanese name / Buri
由来・語源 基本的にブリという種の大型に対する呼び名。
魚へんに「師」とかくのは旧暦師走に美味であるからは俗説だと思う。
『魚鑑』に〈唐韻(唐の時代に作られた発音の書)にいふ鰤(し)は老魚なり。鰤(し)の字ぶりと訓す〉。
■「ぶり」は大型になると脂が多く、死んでもあまり早く死後硬直しない。だから手に持って「ぶらぶら」するために「ぶら」がブリに転訛したもの、ではないかという説もある。
■ 「『大言海』にあぶらの転訛であり、脂肪の多いことから〈あぶら〉→〈ぶら〉→〈ぶり〉」
■ 「江戸時代の『日本山海名産図絵』に〈老魚の意をもって“年経(へ)りたるを”“老(ふ)り”により『ふり』の魚という。濁音にいいならわしたり〉」
■ 「身が赤くて“ぶりぶり”しているため」
■ 「雪の降る頃によく捕れて、味もよいので〈降りの魚〉の意」
■ 「頭魚、丸い頭の魚、丸くて大きな頭の〈丸〉を〈つぶり〉というの〈つ〉を省いたもの。
〈アヂ科ブリ亜科ブリ屬 ブリ〉。『日本産魚類検索』(岡田彌一郎、松原喜代松 三省堂 初版1938年
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寒ブリでしゃぶしゃぶ
寒ブリと言えば【ブリしゃぶ】に決まり‼️
これが一番バクバク食べられる。
刺し身だと脂が強過ぎて食べれない方や女性の方にもオススメです。

私の師匠に、初めて寒ブリをご馳走してもらった時に妻と一緒に無理やり(笑)半身約5キロ分を食べさせられた事かな。
食ハラだ~‼️と言いたいところだが
美味しくサッパリとし食べれるからに他ならない。タレも柑橘類がフルーティーで食欲を促してくれます。
にしても10キロ以上の半身を食べるとは私たち夫婦は異常だ…(笑)

寒ブリでブリ大根
我が家の【ブリ大根】はアラは入れません
アラを入れる前に切り身が多すぎて消費が追いつかないからです。(笑)
大ぶりの切り身をキッチンバサミで細かく裁断して鍋に投入します。
ブリは臭みを抜くために半日、塩水処理をします。日本酒も加えて漬け込みます。
下記、画像はイメージです。

漬け込んだブリの切り身は塩水と日本酒をたっぷりと吸っています。
そのため、水切りザルとピチットシートを被せて脱水・熟成を1日かけてさせます。

こうする事で、臭みとドリップが完全に抜けきった状態になります。煮込んだ際にも味が染み込みやすく深みが増します。
寒ブリの炙り
表面をバーナーで炙るのも旨いですよ。

寒ブリのチャンジャ
寒ブリの胃袋をキレイに洗い、汚れ・ぬめりを包丁でこそぎ落としてから短冊形に切り分けて湯がいて行きます。湯がき終えたら氷水でしめてキムチの素をあえれば完成❗
鮮度良い魚だから出来る事ですね。
おつまみには最適ですよ

寒ブリの味噌漬け
ご飯が足らなくなって困る調理法
私のタレの作り方は、信州味噌とみりんと砂糖が基本。ただし西京味噌をあわせても良いと思います。
ブレンドしたタレに寒ブリの切り身を漬け込んでいきます。
※画像はイメージです。

漬け込みが一番味が染み込むのが早いのですが手が汚れたり、タレが多いと焦げやすい。※砂糖由来です。
なのでキッチンペーパーなどを切り身に敷いて上からはけで塗り込んでいく方法もあります。手が汚れない反面、味の浸透が遅いので手間隙がかかる点があります。
うますぎる‼️

最後に
今後も釣った魚を中心に調理法をお届けしていきます。
釣る楽しみ、食べる楽しみが伝わる内容を目指しますので引き続きよろしくお願いいたします。
Wonderful Life
何気ない家族の日常をのんびり綴っています。小さな小さな家族の物語

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