今回は富山県の神秘【ホタルイカ】掬いを楽しむ方法をお伝えします。
皆さんのご参考になれば幸いです。
今回は、比較的に安全な堤防を中心に記事にしていきます。
駐車禁止・進入禁止エリアでのホタルイカ掬いは厳禁です。
近隣の住宅がある場合もありますので大声で叫ぶ事はしない。
最低限のモラルをもってチャレンジしましょう。
発電機も場所によっては非常な大きな音が発生するためバッテリー式などもご検討ください。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
ホタルイカ用の網
ホタルイカ専用の網が必要です。
網目の細かい物をご用意ください。
堤防で使用する場合には柄を長く伸ばせるタイプが便利です。捕獲エリアが広がります。
時期になるとホタルイカ専用の網が販売していますのでお近くの釣具屋さんでお求めください。
※通常磯や堤防で使用する網をお持ちの方は、ホタルイカ用網だけ購入すれば付け替えが可能です。
ヘッドライト
ホタルイカの捕獲は闇夜を狙い、深夜に行うためヘッドライトは必須です。
ホタルイカを見つける事はもちろんですが、手元や周りの状況を把握するために重要です。
ただし、ヘッドライトなら何でも良い訳ではないので購入される場合は注意しましょう!
では、どのようなヘッドライトを購入すればいいのかお答えしていきます。
1,明るい物(8000LM以上を使用する)
ホタルイカを見つけられなくては意味がありません。暗い海中の中までしっかり光が届く物を購入しましょう。
2,防水性の物
ヘッドライトを海中に入れて照らすような事はしませんが、雨がふったりなど海水を被る可能性はあります。簡単に壊れてしまうようでは困ります。
防水性能は【IP】表示があるかどうかで確認できます。【IPX4】が生活防水の基準となりますのでご参考にしてみてください。
【IPX4】とは水の飛沫をあらゆる角度から受けても影響を受けないレベルです。数値が大きくなるほど強力となると考えて良いと思います。
3,バッテリーで充電式の物
闇夜で深夜にかけて行うため、バッテリーは大容量の物が良いです。継続動作時間が6~8時間程度使用できる物がおススメです。
4,光の点灯を調整できる物
明るく照らす事は大切ですが、万が一を想定して他の人に居場所を知らせる役目にもなります。赤い光で点滅させるなどバリエーションが豊富な方がいいと思います。
投光器
投光器はホタルイカを寄せるために必須なアイテムです。
闇夜に突然現れるホタルイカは投光器の明るさを月夜と勘違いして近づいてきます。
暗い場所には集まらないため投光器があると無いとでは大きな差が生じます。
もちろん投光器の周辺は明るく照らされるためホタルイカを捕獲しやすいという利点もあります。
投光器はバッテリー式でも車のシガーソケットでも構いませんがヘッドライトと同じく明るくなくては意味がありません。10000LM以上の物をおススメです。
集魚灯
投光器は海面を照らすのみですが、集魚灯を使用すれば海中からでも明るくする事ができます。
付属品に30mのロープがついているため投光器では届かない遠方に投げ入れる事も可能です。
状況に応じてご検討してみてはいかがでしょうか。
ザル
ホタルイカを網で掬った後に、水洗いするために便利です。浜とは違い、堤防は砂をかむ事は少ないですがなるべくは避けたいものです。ご持参ください。
バケツ
ホタルイカをザルで洗う時に便利です。水洗いする際に中で洗えば水が飛び散る事もないです。
海洋深層水
富山県滑川海洋深層水分水施設【アクアポケット】で購入できます。
富山県の方々には身近な施設です。
営業時間9:00~17:00【毎週火曜日お休み】
海洋深層水とは水深333mから汲み上げられた全塩濃度3%深層水です。
清浄性・低温安定性・栄養塩がある。※雑菌がなく安定したミネラル水
ホタルイカの水洗いに最適です。
保存にも適しており深層水で冷凍したホタルイカは透明度が高く冷凍焼けをしません。
深層水でボイルしたホタルイカは通常のお湯で沸騰させるより色の透明度が高く、非常に甘味と旨味があります。
防寒着
深夜にかけてホタルイカを狙うため防寒着は必須となります。
私はDAIWAのウォ―ムアップスーツを着て挑戦していますが、中にはスウェットやヒートテックなどを重ね着しています。
クーラーボックス
ホタルイカに関しては運も必要ですが、何が起きるかわからないため万全の準備をお願い致します。
30~40ℓ程度はトランクに余裕があれば持ち込んでも良いと思います。
待ち時間の椅子にもなりますしカセットコンロなど台座にもなります❗
ホタルイカよ来い❗
投光器と集魚灯で待ちます。
ホタルイカですが、こればかりは運が必要なのでひたすら待ちます。だいたい深夜0時をまわった頃から先発隊がやって来て次第に本隊を釣れてきます。
先発隊のホタルイカです。突然やって来ます。期待が高まります❗
潜伏モード突入か⁉️
期待に心踊り待ちわびましたが
この日は残念ながら、先発隊のホタルイカのみで数杯のみでした…⤵️
どうやら近くの浜では湧いたようですが、こればかりは運ですので仕方ないです。
場所確保が重要❗
ホタルイカ掬いは浜はともかく場所の確保が大変重要です。
人によっては半日前から場所を確保しているとか。それだけ魅力あると言う事ですね!
富山県の方ならともかく遠方からは無理だよ~💦
と言う方は富山県周辺の民宿に泊まる事をオススメします。浜や堤防に近いため待ち続けると言う身体的負担も軽減されます。
今回はこちらをピックアップします。
安く、しかも1泊2食付きで6000円のようです。さらにホタルイカ料理もいただけます。
民宿からの眺めです。
すぐ浜に行けるためトップシーズンはホタルイカのお客様で満員のようです。
最後に…
2年前にホタルイカが湧いた時の動画を添付しておきます。
プチ湧きですが存分に楽しめました✨
皆さんもご参考に春の風物詩【ホタルイカ】を楽しまれてはいかがでしょうか。
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