秋の風物詩エギング開幕❗アオリイカのやる気に火をつけ攻略せよ

釣果報告【海釣り】

今回は、秋の風物詩【エギング】アオリイカを狙っていきたいと思う。

アオリイカとは

ヤリイカ科・アオリイカ科に属するイカの種類で日本沿岸に分布している。
食用としても評価は高くイカの王様とも呼ばれている。
秋ごろを目途に生まれたばかりアオリイカは新仔として、近海の堤防や浅い岩礁帯に現れる。
新仔のアオリイカは幼少期を近海で過ごし成長しながら冬に深場へ移動していく。




堤防から気軽に狙える高級なターゲット

先ほど述べたように、秋ごろアオリイカは幼少期を近海で過ごすため釣り人には気軽狙える瞬間が訪れる。主には餌木【えび】に似たてたルアーで狙うエギングと呼ばれる釣法で狙っていく方法が一般的だ。

新仔は成長過程にあるため捕食に必死だ!そのため比較的に簡単に釣れる場合が多い。ただし型が小さいのが難点だ。秋から冬に近づくにつれ型が大きくなるので状況に応じて狙っていただきたい。


エギングのロッドの特徴とは

某メーカーから様々なエギング専用のロッドが販売されているが大きな特徴を簡単に説明していく。

①軽さが重視されている。これはショアジギングにも言える事だが一日中ロッドをしゃくり続けるため【※振り続ける】ので釣り人が疲れない負担のかからない構造となっている。
②通常の魚の引きとは違い、大きく暴れる事はない。餌木に抱き着き後退していく動きをするためブランクス【※ロッド本体】は固くなっているためしなやかさはない。
③アオリイカの当たりは魚とは違い繊細なためテイップ【穂先】は柔らかい構造となっている。

エギング用のルアーの特徴とは

餌木と言うエビに似たてたルアーをキャストし、しゃくる【振り続ける】事で逃げ惑う餌を連想させてアオリイカを狙っていく。



こちらも某メーカーから様々な餌木が販売されているが夜光色・紫外線発光・反射板・振動など多岐に渡っている。釣り人それぞれの思惑や状況に応じて使い分けを行っているようだ。基本的には2,5号~3,5号が主流のようだ。

エギング用のラインの特徴とは

基本的には、魚のように暴れる事は無いので細ラインを使用する。またアオリイカの当たりは繊細であり感度が重要だ。アオリイカの当たりはモゾモゾとし分かりにくい。そのために、細ラインを使用する必要がある!

アオリイカ専用のラインは某メーカーから発売されている。PEラインは0.8号~0.6号がおススメだ!



PEラインに餌木を直接結んでもいいのだが、しゃくる際に餌木と絡みやすく根ズレに弱いため【擦れ】リーダーにフロロカーボンを連結させて使用する。フロロカーボンは比重があり、耐久性もあるため磯などの岩礁帯でも餌木のロスト軽減や落とし込みやすい利点がある。

それではアオリイカを狙っていこう

今回狙う場所は新潟県上越の糸魚川方面になる。場所は公開できないが、糸魚川から富山方面の岩礁帯や堤防はアオリイカの新仔が成長するに適した穏やかな浅瀬が続いており、好ポイントが多い。

ぜひ狙ってみてはいかがだろうか。特に堤防では、墨あとがあるか無いかが重要な判断要素となる。

時間帯だが明け方から日中にかけて前半戦で狙っていく。


今回のタックルの紹介

今回、私が使用したロッドはエギング用のエントリーモデルSHIMANOのSALTYADVANCE。
テイップ【穂先】は固く跳ねやすい点が難点ではあるが楽しむには十分だ。
ただ、人気の上位モデルのSephiaに比べると見劣りする点は致し方ない。

明け方までのアオリイカの狙い方~結果は

まだ暗い、堤防や岩礁帯はアオリイカの警戒心は低い。場合によっては足元で優雅に泳いでいる事もある。アオリイカは一般的に目がいいと言われている。そのため、蛍光色が強いグロウ系が効果的だ!今回私は、YAMASITAのエギ王K【NEONBRIGHT】を使用した。少ない光量でも餌木全体が発光するため朝まずめに効果的だ。



朝まずめは激しいしゃくりでは無く、ゆっくりと誘いあげる。
簡単に時計で例えるなら6時から12時まで大きく誘いあげ5秒から10秒程度待つ。そして再び誘いあげるパターンを繰り返えすと…

ゆっくりと誘い巻き上げているとアオリイカがヒットした。まだまだ新仔のためサイズは小さいが、今年の初物としては嬉しい瞬間だ。

日中にかけてのアオリイカの狙い方は~結果は

日も昇り、明るくなってくるとアオリイカの警戒心は高くなる。
そのため、アオリイカの興味を持たせて誘いだす必要がある。そこで今回は、DUEL【LQレンズエギ】とSHIMANO【FLASHBOOST】の2種類で攻めていきたいと思う。2種類ともタイプは反射が強い特徴がある。日中の光を利用する事で生命力ある海老の体内をイメージを連想させることができる餌木だ。ただそれだけはアオリイカは釣れない。だからこそ明け方とは違う誘いが必要になってくる。



日中の釣りはいわゆるサイトフィッシングとなる【アオリイカを見ながら釣り】ため誘いは警戒心の低い明け方などとは違い、誘いは激しくなる。アオリイカに興味を持たせなければ反応して追いかけてはこない。ただし、激しく誘ってからの5秒から10秒程度待つ流れは変わらないので注意だ。

激しく誘い、待っていると磯から突然ふらっとアオリイカが顔をのぞかせる。興味をもったアオリイカはしきりに餌木を追いかけ抱き着いてきた。

今回の結果とアオリイカは攻略に関して

今回は状況に合わせた餌木とアクションを加えてキャッチは6杯だった。しかしながら、10杯以上のバイトがあったため十分に楽しめる時間を過ごす事が出来たと思う。

アオリイカは状況に応じて餌木を交互に使い分ける必要がある。
夜から明け方については夜光型の餌木を使用し、ゆっくりと誘うことでアオリイカのやる気を高めている。逆に明け方から日中に関しては激しく誘う事でアオリイカのやる気を高めている。某メーカーから販売されている餌木の特徴を理解した上で挑むことが最も効果的な釣果に繋がる事だろう。



またどちらの状況下であったとしても、誘いを入れた後にしっかりと5秒から10秒ほど我慢しアオリイカの抱く間を与えられるかであろう。

この2つを最低限行えば釣果は付いていく事だろう。難しいアクションや高価なタックルはその後でもいいだろうと筆者は考えている。

今回の釣り動画はこちらからご覧になれます。

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