今回は前回の【コマセ真鯛】リベンジ編と題して記述していきたいと思う。
前回の内容は下記から検索してもらいたい。
秋のコマセ真鯛の特徴は
秋の【コマセ真鯛】は本命の真鯛だけでなくいわゆる外道と呼ばれる様々な魚種が狙える。なかでも中心となるのが青物だ。特にイナワラ【ブリの幼魚】・ヒラマサ・サワラなど外道と呼ぶには申し訳無い気がするのだが…。
前回の釣果は
本命の真鯛が1匹も釣れなかった。青物たちの勢いに翻弄されハリス切れ、お祭りの連発であった。終始ペースをかき乱されタイムアップとなってしまった。
前回の仕掛けは
先にも述べたが、秋のコマセ真鯛はなんといっても青物が多い。そのため青物を意識した仕掛けだ。
◇ハリス15㍍で上ハリス7号、下ハリス6号の二段テーパー【青物対策】
◇ハリス15㍍で上ハリス6号、下ハリス4号の二段テーパー【真鯛対策】
チモトにガン玉を打っているため若干の重めと言えるだろう。
釣れなかった原因は
同船した釣り人に8枚以上の真鯛を釣られている方がいた。理由を聞いてみると仕掛を超重めで作成したとの事だ。表層には青物が群れていて重くしないとすぐに青物が食い付いてしまう。真鯛は青物より下の層にいるとの事。仕掛を重くしなければ真鯛は釣れないよと教えてくれた。
今回の敗因は状況を見極める事が出来ていなかった事と仕掛けのバリエーションが少なかった事だ。
さあ再びリベンジだ!
今回も前回と同じ【名立安盛丸】にてコマセ真鯛に挑んでいく。前回から2週間後の11月9日水曜日。この日も晴天に恵まれ素晴らしい釣り日和だ。気持ちも高まる8時間の戦いが始まる。
今回の様子は下記動画からご覧になれます

今回の仕掛けは??
◇ハリス15㍍で上ハリス7号、下ハリス6号の二段テーパー【青物対策】
◇ハリス15㍍で上ハリス6号、下ハリス4号の二段テーパー【真鯛対策】
前回の上記仕掛けを用意しながら今回はさらに改良を加えた。
◇ハリス15㍍で上ハリス7号、下ハリス6号の二段テーパー。2段テーパーにゴム管錘を1号を加える【超重め仕掛け】
◇ハリス15㍍で上ハリス6号、下ハリス4号の二段テーパー。2段テーパーにゴム管錘を1号を加える【超重め仕掛け】

ウェイトスイベルの間にゴム管錘1号を加える。

気になる釣果は??
今回の座席は右のミヨシ。場所としては悪くはない。改良仕掛けを手に荒ぶる気持ちを抑えて仕掛けを投入すると…
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小さいが当たりを感じる事が出来た。これは青物の当たりでは無い!間違いなく真鯛だ。ゆっくりと慎重に仕掛けを手繰り寄せていくと…

本命の真鯛だ。ついに前回のリベンジを果たすことが出来た。
多彩なゲストの登場で五目達成⁉
その後も続々と釣果に恵まれる。
〇前回と同じく青物の攻勢が強かったが2㌔UPのイナワラが4本釣る事が出来た。秋はやはり青物が群れている。真鯛の層は狙っているのだが…。
〇嬉しい外道のウマズラハギも釣れた。冬場は肝をたっぷりと蓄えてみるからに旨そうだ。

〇日中はメジナが多く顔を覗かせた。この時期のメジナか寒メジナと呼ばれ絶品とされる。評価は真鯛を超える事もある。

〇夏のイメージの魚だがイサキも登場した。
〇可愛いサイズのチダイも華を添えてくれた。

今回の仕掛けを通じて総括
前回からの仕掛けの改良は一定の評価は得られたと思う。重さを調整する事で青物のいる層を少なからず搔い潜る事ができた。ただし、本命の真鯛は1匹だけと寂しい結果となってしまった。
また、日中にかけては水温が朝方に比べ上がっていたため、魚の浮きが見られた。そのため必ずしも超重めの仕掛けでなくても釣る事ができた。もう少し早く、海況を理解していればさらに釣果は変わっていたかもしれない。次回も常に予測を行いながら真鯛と対峙していきたいと思う。

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