今回は今が旬‼️絶品大アジを狙って行きます。
春アジとは
春アジの特徴は産卵間近で餌を荒食いしているため脂のりが良くサイズも40㌢を越える個体が多い。産卵のため多くの個体が接岸してくるため、船釣りのみならず堤防でも比較的簡単に釣る事が出来る。特に今回挑戦する新潟県上越の直江津周辺は発電所を含む工業地帯で外海に比べ水温も高く。産卵に最適な砂地も広がっている。ファミリーフィッシングの代表格であるアジを釣るには絶好なポイントである！ぜひたくさん釣って旬のアジを味わって欲しい。
船釣りで狙っていく
今回は直江津遊漁船である【里輝丸】のアジ五目便で狙って行く。
時間帯は午後便となり１５時３０分から２１時30分までの6時間便である。ポイントは直江津港の湾内の堤防からほど近い場所となるため外海と違い波も比較的穏やかであり船釣り初心者でも参加しやすい環境ではないだろうか。
今回使用するタックルを紹介
アジ五目で狙うタックルは錘８０号を積めるロッドであれば問題ないと思う。
私が使用したのは真鯛用のロッド【DAIWA RHEOMASTER】と近海五目に対応用のロッド【アマノ釣具 Zealot】を使用していく。特にアマノ釣具はコストパフォーマンスに優れているためエントリー用としては十分である。
アジ五目を狙う層は２０㍍前後の浅場になるため手巻きのリールでも問題ないが、電動リールがあるとストレスなく釣りに集中できる。私が使用している電動リールは【SHIMANO PLAYS3000】だ。
３０００番のリールは今回の釣りには必要無いのだが、一台あれば手軽なアジなどを中心に近海五目からワラサなどの中型魚種に至るまでオールラウンドに取り回しが出来るので是非船釣りを始めたい方にはおススメしたい。
今回使用する仕掛けは
使用する餌は一般的に堤防釣りで使用される【オキアミ】だ。
里輝丸の船長からアジを寄せて手返しよく釣ってもらうためには継続的にコマセを撒く必要があるのでコマセ最低３つは用意してほしいとの事であった。
こちらも一般的に堤防で使用するサイズで問題ない。
８０号を使用してもらえれば問題はない。
こちらも船釣り用のサビキ仕掛けを使用すれば問題ない。ただしアジのサイズが４０㌢と特大であるためハリス切れを心配であればハリスは４号以上を推奨したい。針も１０号以上であれば問題ない。逆に針が小さいとバラシの原因になる。
アジは口元が弱いため、しかも特大アジとなればしっかりと針がかりさせた方が確実に釣りあげる事が出来るからだ。
特に今回釣果が良かった仕掛けがこちらである。【実寸サビキ ツイストスキンケイムラレインボー】だ。終始安定の釣果が見られた。
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今回の釣果は
ポイントについてから釣り開始直後から友人のロッドが大きくしなる。【実寸サビキ ツイストスキンケイムラレインボー】の当たりが冴えわたっていた。投入するとものの数分で当たっていたと思う。
私は【一押しサビキ新潟アジ・イナダ】と【アジ一筋ピンクフェザー】で投入するも拾い釣りでなかなか入れ食いとは行かない。仕掛けの違いだけでこれほど違いが出るのかと思うと正直ビックリだ。２本ロッドを出しているにもかかわらず釣果で追いつけないのだ。前半戦の夕刻までは終始【実寸サビキ ツイストスキンケイムラレインボー】に翻弄された。
夕刻を過ぎ、辺りが夜更けに向かうと海況は一遍した。それまで反応がなかった【一押しサビキ新潟アジ・イナダ】と【アジ一筋ピンクフェザー】にも続々とアジの猛攻が襲い掛かる。遊漁船の電灯に寄せられプランクトンが湧いたからだろうかアジの当たりが続く。まさに入れ食いである。
今まで音沙汰のなかったのが嘘のようだ。急に２本ロッドでは対応がしにくくなる。さらに海面には小型のサバの群れが回遊し、仕掛けを底に落とす前に当たってくる。小さいが嬉しいお土産だ。
後半戦は、特大アジとサバの回遊が重なり私の６０リットルのクーラーは満タンとなる。友人はクーラーボックスが小さくゴミ袋に入れる始末だ。始まった当初は仕掛けの違いで大きく離されたものの終えてみればほとんど変わらぬ釣果であった。同じ乗り合いの方々もクーラーボックスが満タンで満足で終始笑顔に溢れていた。
アジ五目釣り【総括】
今回のアジ五目は初回こそ釣果は伸びなかったが終わってみれば大漁と言える釣りであった。とは言え仕掛けの選択によっては大きく釣果が変わる可能性がある。これは船のみならず堤防の釣りでも同じ事が言えそうだ。
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王道のサバスキンが良い場合もあるが、ピンクフェザーが良い場合もある。今回は特にケイムラ加工の仕掛けが終始安定した釣果を得ていた。また針は１０号以上がバラシも少なかったように思える。特にこの時期は堤防でのファミリーフィッシングでも４０㌢を超えるアジが釣れる事も少なく無い。ハリス３号以上を用意して（所詮はアジだから問題ない）ではなく特大アジの引きは思った以上にパワフルだと感じて春の釣りを楽しんでもらいたいと筆者は思う。
最後にアジ料理を
筆者かっちゃん
釣りが好き過ぎて職業まで魚屋になった男の物語。
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