新規開拓で狙え‼️魅惑の佐渡沖は深海五目釣りの世界が待っている

釣果報告【海釣り】

今回は深海五目釣りを記述していく。

対象となる魚種はタラとホッケだ❗

今回の内容は動画と併せて紹介していく。

タラとホッケな夏が絶品だ!

夏にイメージが無い魚かも知れないが実は脂のりが最高に良い時期なのだ。

1.タラ

タラは良く冬場の鍋材として重宝される。価格も安定して水揚げも良いからだろう。いわゆる旬だ。※旬とは産卵に向け近海で水揚げが多く価格が安定する事を指す。決して食べてうまいと言う事でもないので注意が必要だ。





産卵=冬場は白子や鱈子に栄養が集中するため身の本来の旨さは少ないが夏のたらはまだ活発に補食している時期のため身がしっかりしている。

2.ホッケ

ホッケも同様に産卵期が冬から春のため身に栄養がなく痩せており食べる事を前提に考えると寂しさを感じてしまう。だが夏場のこの時期はタラと同様に活発に補食しているため脂のりが良い。しかも深海五目釣りの中でも比較的に簡単に釣れる魚であるので是非チャレンジして欲しい。


里輝丸で行く新規開拓へ

今回は、直江津漁港で遊漁船を行っている【里輝丸】にて狙って行く。

【里輝丸】は直江津漁港では屈指の人気のある遊漁船だ。特にのっこみ時期のコマセ真鯛は人気が高く予約殺到で連日満席が続くほどだ。最近では新たな釣りの開拓を目指し遠征も行っている。目鯛などは良い例だと感じる。
※目鯛の釣りの様子はこちらから検索🔍

向かう先は佐渡沖へ

直江津漁港の遊漁船は主に名立沖周辺で深海五目を行っている。狙いはタラ中心だ。

しかしながら、この時期は他の遊漁船を含めて自ずと同じ名立沖に集中する。狙いが少ない夏場の釣りとしてタラは人気で比較的に大物が期待出来るからだろう。ただし名立沖はポイントが少ない上に遊漁船が多い。直江津港・名立漁港・能生漁港とひしめき合っている。そのため今回の【里輝丸】は新規開拓を求めて遠征を試みた。


なぜ佐渡沖なのか?

実は佐渡沖はタラを中心とした深海系の魚が豊富とされる。一番のポイントとしては遊漁船が少ない事も釣果が繋がるだろう。釣り過ぎるという事が無いのだろう。またポイントは名立沖のように岩礁帯ではない。起伏の激しい場所は根がかりの可能性も少なく初心者にも釣りやすい場所が多い事から釣りやすい環境なのだろう。

また余談であるが佐渡沖はクロマグロの回遊ルートである大和堆に近い。この場所はスルメイカなど水産資源も豊富で多くの魚が集まる。特にタラは何でも食べる雑食性だ。餌が多ければ多いほどタラも多いのだろうと推察する。


いよいよ釣り開始

直江津漁港から佐渡沖まで約1時間半かかる。新しいチャレンジにはリスクは付き物だ。
だが、チャレンジしてこそ釣り人の性ではないだろうか。

まずは、ホッケから狙っていくとしよう。
仕掛けは基本的には市販のもので良いと思われる。上越の釣具店【いとう釣具店】で購入した。

餌はホタルイカが良いとされる。市販の釣り餌として購入しても用意してもいいが少し高い気がする。そのため、今回は師匠が鮮魚センターで購入したホタルイカを使用した。ホタルイカの身投げシーズンは比較的手ごろに購入する事が出来る。またホタルイカの身投げのタイミングが合えば無料で掬える可能性もあるが運次第だ。根魚を中心に年間狙うようであればネット通販が一番安いだろう。



補足はさておき釣っていく。ホタルイカの胴を縫うように刺していく。8本針の仕掛けすべてにホタルイカを刺したら船長の合図を待ち投入していく。錘は250gだ。非常に重たいため投入の際は慎重に錘からゆっくり降ろしていく。※急に落とすと錘の重さで針が手に刺さる可能性もあるため注意だ。水深は200~250㍍。底とりしながら1㍍ほど巻き上げ当たりを待つ。




ホッケはまるで鯉のぼり?

仕掛けを投入後、底だちしてからすぐに当たりがあった。ロッドが小刻みに揺れる。さらに追い食いをさせるため。リールを1回転させながら待つと…。

ホッケが次々と上がって来た❗

まさに入れ食い。針が8本あれば全部に掛かる可能性も大きい。数時間で30匹を越える釣果となった。

ホッケは処理が肝心

ホッケは鮮度落ちの早い魚であるため血抜きが大切だ。釣り人の特権で昆布しめなど刺し身で食べれるからだ。ただしその場合は頭を落とし腹の血合はキレイに取り除く必要がある。
血合が残っていると身に流れだし苦味を感じさせるからだ。他の魚種と同じく処理は早いに越した事はない。


続いてタラ釣り開始【餌の紹介】

続いてタラを目指す❗

タラは雑食性のため釣り人によって使用する餌は様々だ。簡単に餌を紹介していく。

1.いわし

15㌢前後がオススメだ!釣具屋でも購入は可能だが安く数釣りを目指すならネット販売が良いだろう。残ってもサワラ・ブリ・ヒラメ・泳がせを中心とた根魚にも使用可能だ。

2.さんま

生さんまでも可能だが冷凍さんまが使い勝手がいい。※捌く時は冷凍のほうがキレイにおろす事が出来るからだ。今回私は、塩さんまの半身を3等分にして使用した。




3.ホタルイカ

ホッケと同じ餌でも構わない。ただし食いは落ちる可能性がある。ホッケを寄せる可能性もある。

タラの仕掛けは?

私の仕掛けはナイロン18号を枝ダス0,5㍍、ナイロン25号を幹1,5㍍で作成している。
※少し太いと思うが。

ナイロン14号を枝ダス、ナイロン18号くらいが一般的ではないかと思う。親子サルカンで連結させて10㍍の仕掛けだ。

針はムツ針22号を使用しチモトに夜光玉を加えている。市販の仕掛けでも問題はない。

釣果はいかに…

仕掛けを底まで落とし底立ちしてから5㍍巻き上げ。また底まで落とす。そして3㍍巻き上げそこまで落としてから1㍍底立ちする。これがタラへの誘いとなる。タラは小刻みに動く変化に誘惑され餌に食いつくと考えられるが…。

何故か全く今回は当たりがなくただ時間が過ぎていく。
誘いを繰り返し試行錯誤するも反応がない…。



乗船された方にも一向に当たりがなくタイムアップとなってしまった。こんな日も自然が相手だから仕方ない。ましてや新規開拓を求めてのチャレンジの釣りだ。結果は伴わなかったがそれまでに考えた過程は次の釣りに活きてくるだろう。次回も諦めずに挑戦を続けたいと思う。

今回の釣果は

本命のタラは確保出来なかったが、脂のり抜群のホッケとカレイを確保。
自宅での調理が楽しみだ。
それは、また次回記述させていただこう。

 

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